グランジ×エレクトロ

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トリビュートっていいなあ面白いなあとしみじみ感じつつ聴いているよ。原曲がバカみたいに格好良いからこそ一曲一曲、どうなるかって楽しみで笑ってしまう。
さてさて!好きなバンドの感想。彼らがこの曲を忠実に演奏をしたならば、どうやっても簡単に想像がついてしまう、そんなところを、滅茶苦茶楽しそうに奇怪に裏切ってくれたよ髭ちゃんのScentless Apprentice。ああ、これ笑いが止まらないな面白すぎるー!したり顔で「まあね」とでも言う、須藤寿が目に浮かぶようだ。正直、まんまそれらしく演奏しているのも聴いてみたかったけれどもね。モーサムは言わずもがな、自分達の曲にしとるなあ。ライブでの演奏が想像出来る、というか、やりそうね。そして、一番のわたくしのツボはBreedですよ。音速ラインらしからぬ鋭さと、ギターのディストーション、デジタルノイズ。やべー、なにこれかっこよすぎるんですが!(笑)そこに、その雰囲気とは対極にあるような藤井さんのやさしい声がのっているから、不思議とするっと聴けてしまうんだろうな。これ、普段の音速を知っているからこそ、楽しめるのかもしれないな、髭しかり。知らないひとはこんなバンドかと思うかしら。音源聴いてびっくりしそう。アートのABOUT A GIRLのアレンジは、新鮮で良いなあ!しかし英語が…(笑)やっぱり、理樹くんには、RapeMeを悲痛に叫んで欲しかった、なんて言っておこう。一番素敵と思ったのは吉井さん。に、似合いすぎる。
ところで、B-DASHを聴いて思ったけれども、ハスキンだとか、ビークルだとか、パンク寄りのひとたちの声は、どうしてみんなこんな声質なんだろう?…と考えた後に、ヴィジュアル系を聴いて、なんでみんなこんな声なんだろう、と言うのと同じだと言う事に気がつきました。謝りたくなりました。すいませんでした。
FRUITS CLiPPER

FRUITS CLiPPER

カプセル好きです、かわいいよね。フレンチポップ、キュートでピコっとキラっとした、おしゃれなカフェや雑貨屋、まさにヴィレッジヴァンガートでかかっているサウンドのイメージ。だったはずが。今回の新譜の路線はなんですかエレクトロ・ディスコ。ダンス・ミュージック。それは自分にとって、魔法の言葉魔法の音楽。あの誰もが「店においてあるやつよりも、このヘッドホン買いてぇ…」と一度は思った事のあるであろう、試聴機から出る二つのパッド様を耳に装着した瞬間、四つ打ちと電子音がが繰り出されてしまいあらまあココロの中で悶絶し、今にもその場で踊りだしそうになったのでタワーレコードさんに通報されないうちにレジへ持って行きました。だあああとてつもなく、良いです。踊るしかない。この4つのメトロノームのロウがあれば、生きていける気がするそんな週末。