好きでなかった曲やバンドも、良いライブを観ると、途端にそのCD音源も好きになることってありませんか。昨日の髭ツアー@名古屋クアトロライブに、ひょっこり参加してきてしまったのだけれど、とてもとても良い夜だったおかげで、そのライブ効果が何だか凄い威力を発揮しています。終演後もぐるぐるメロディが回っていて、バスで半日かけて(その間、持って行ったi-podは眠らせたまま)帰宅して、CDでこれを流してみると、耳に入ってくる音が全然違うんですよ。びっくりした。やっかいな感情なしに、するすると入ってくるメロディが不思議。正直、発売してから何度聴いても「自分の好きな髭の音やメロディじゃないなあ…」なんて勝手に思って、あまり好きになれないでいたんですけれども…そうだ髭はライブバンドなんだよね。ほんっとにはじめて彼らの音源聴いた時だって、ライブとの違いに首を傾げていた事を思い出したよ。改めて、いいライブだったなーいいアルバムだなーとうふうふと笑って聞いています。アンコール2回目、最後に演奏された、ハートのキングの、音の渦の余韻に目をつむって浸りながら聴く感覚を思い出しながら。一番好きなのはヒサシ
カリメロ。このメロディがツボすぎるのです。そして、気がつけばランチばかり聴いてしまう。そしてアルバム通してドラム3人の違いが面白くて笑う。名古屋の感想は、思い出しメモだけはわんさか出てくるので、レポにしたいな…ああ、いつも不実行になってしまうので、希望系で。今回は、ツインドラムが良く見えて釘付けでした。ふたつ同時に聴いて観て、やっぱりやってること面白くて全然違って、でも互いとバンド全部を常に気にして叩いているさまが愛おしいなー!と拳を上げていたのでした。そして須藤さんによるメンバー紹介「ベース 宮川こなーゆきー」で爆笑したのでした。ララライララライ!そんな締めって。
一寸話がずれますが、髭で初めて入手した音源は、
ヘブンズドア上の今は無きbabe…ではなく、
三軒茶屋の
ブックオフで購入した「Hello!My Friends」でしたことを告白します。当時はラッキー!って軽い気持ちで買ったけども、今思うと、活動拠点の地で買われ→すぐ売られる、の構図を考えるとやけに寂しいね。救えてよかった!(笑)これも買った後にあれー?と思ったけれど、ライブで聴きなれたおかげで、今はすっかり好きな一枚であります。今こそ、ライブで聞きたい曲ばかりだ。