再会スペシャル★2006@リキッドルーム恵比寿

セカイイチ
この順番、ジャンケンで決めてそうね。一番手は予想外のセカイイチ。前に見たのは去年の6月以来?1年前!偉そうに言える立場ではございませんが、ぐおお、格段にかっこ良くなっているーと驚いた。いろんなところが突きつけた、というか、垢抜けたというか。自分は、この3バンドの中でいちばん回数をみていないので、わりと客観的な立場で観ていたつもりなのですが、前よりもさらに、万人を惹きつけるライブをしている。と感じました。そりゃあ、1年も経てばあんたのみてない間にぐいぐいとパワーアップするって話。相当引き込まれた所為か、とても時間が早く感じたよ。何よりメンバーみんな楽しそうで、かわいいね。ギターうっちーはあんなにアクションする人だったか。泉さんは髪型代わって印象も変わったね。ドラム響さんは笑顔で口ずさむドラマーだなんてたまらない。そして慧さんの声、パワーのあることあること。「はずなもの」の自在に操る声から「石コロブ」の力強い声まで、この声がこの演奏にのったときに、セカイイチがぐわんと完成する感じ。「夕景」がイントロからえらい好き。堪能。新曲がとても良かったけど、そこはかとなくアナログ健太郎曲っぽかった。…と思ったのはたぶんきっとわたしだけだ。
アナログフィッシュ
そして、トリをつとめますは3ピースですボーカルが2人います。アナログフィッシュ。こんな髭ちゃんで締められたらたまりませんものね(笑)個人的には3バンド中一番でした。健太郎さんはもちろんのこと ジョンデイに比べて(むしろあれを基準に比べてはいけないか)格段に下岡さんが良く声出ていて気持ちの良いこと。べろんべろん健太郎さん曲3連発の後は、シティ・リビングインザシティ・シムシティ・タウンの狙ったように街シリーズ4連発。いつものことながら、あの3人と思えないうそのような音圧で、広がってゆく間奏はなんなんだろう。シムシティ・タウンのあれさ。ベースは耳がおかしくなりそうな、ギリギリのブーストそれに合わさるバスドラ小さい身体で全部を叩きつけるドラムとハウリングしそうなくらいなギター?…うーん、頭では足してどうしてあんな風なるのかが、想像出来ない。息を呑むような演奏になるのか。そのあと、早口で言いたいことすべてをを喋りかける様に唄う下岡さん、そんな曲の展開に、何故か涙が出そうになります。アナログフィッシュは不思議だ。ものすごい思いいれがあるわけでもやたら回数を見ているわけでもないのに不思議な魔力があるのだ。…良いバンドだね。
やたらボーダーの短パンドラム州さんが「3バンドを代表してやらせてもらいます!」って出てきた、アンコールのHelloとBGM?(本物の「ノー・サンキュー!!」ですよ!)は弾けるように楽しくて、健太郎さんの顔芸並みにぐにょぐにょしてしまいました。フロアもきらっきらしながら跳ねている。腕も健太郎さんくらい脱臼しそうなくらい回している。そうそう健太郎さんね、彼は黙っていれば綺麗なかおをしていらっしゃるのにそれを自分から率先してぶち壊すところがステキすぎると思うのだ。なんだか今日はセクシーポーズまで披露していたが、シャツが透けているところくらいしかセクシー部分がなかった。そんな事はおいておいてもあの通る声は天下一品なのでいいのだ。最後に州さんがマイクで「列伝ツアー終了!」ああそうかこれ、壮大な列伝ツアーだったのか。なるほどね。1年の熱も冷めないわけですよ。またこの3組でツアー回ってくれた日には全国津々浦々です、結構本気。
その後恵比寿駅の電車に乗るエスカレーター前で、しもーかさんとそっくりさんのポスターに遭遇し笑う。…はじめて見たときから思っていたけどやっぱり似ているよ!くどかん!