僕らはサイコー

感想続き!
このアルバムを、いいアルバムーと声高に主張してしまうのはなんだかよろしくない気がしてきたぞ。確かにいいんだけども、聴く人によって感じ方が全然違うんだろうな。…そんなことを言いつつ、わたしは、間違いなく好きすぎるのですよ!第一印象から決めてました!下の興奮っぷりをみればわかりますなこりゃ。何回聴いてもこのアルバムがどんどん好きになってゆくのですが、どうしたら。
メロディだけ聴いたら、前回のアルバムのようにひとつひとつが大物!って言えるような主張をしていないから、一寸地味に聞こえてしまう。けれどもだ。本当に本当にさ、これはこれは、楽曲の中に存在する音が、意地悪すぎてヒネクれすぎていて、それがわたしには好みすぎてどうしようもないんですよ。聴くたびに、各所に小さい遊びを発見してニヤリとしてしまうよ。まず打ち込みだとかサンプラー音を取り入れているのが、間違いなくツボです。それを多用しているから加わる、キラキラさと不思議な感じ。ボーカルの声質を変えてきたり、オイシイところでギターの音気持ち悪くしていたり、ベースったらもう、低音ベース音が大好物なわたしに悶絶しろと言わんばかりのね。3曲目のベースにこのブーストなんだこれ。声にならない叫びを上げました。イギー・ポップの曲終盤のスライドかましまくりとか、言うとおりのサビ前とかさ、ずるいなーこの音!1mgのベースフレーズとか、なんだこれ。大好きだよ。
今のところ、3〜6曲目の流れにハマって仕方がないです。5曲目のこのキモになってる音が凄くテンションアガるんですけど、ギター…じゃないか?打ち込みでやるのかしら?最初ベースかと思ったけどなんだろう?
長い間ずっと演奏されてきて、大切にされている「君のあふれる音」このアルバム中で、やり場に困らないかい?ハワイアンとブラームスに挟まれるなんてそんな。かなりの名曲っていうのに、この並びだと、どこに入れてもその後の対処に困るような気がするよ!この曲の残して余韻に酔う前にまたテンション上がるよ!って持っていかれる。景色の良い観覧車を一歩降りたらそこはジェットコースターのてっぺんださあ急降下!
そして楽しみにしていた、宮川さん作曲の12曲目。「連中は遠慮しな」はじめは、ほーへーこんな曲作るんだーという感想だけだったけれども、何回も聴いていくうちに物凄い格好いい事に気がついた。ライブで爆発するんだろうなーこれ。1:30あたりがヤバイ。奴らと重なるキミはスパイ。歌詞の意味が全然ない。それが須藤節。あーなんでだろう。音源でカッコイイって思ってるのがとても、悔しいが良いのだ。気付いたらあと3日でワンマンだ。わくわくだ。