親指も白雪も僕のいうとおり

I Love Rock’n Roll

22日のほんの試聴で「あれ？」って掴めなかった感じを味わってしまったので、すぐヘッドホン外してピロウズだけ買って、帰ってきた。だから、期待してなかった。このように3日立ってから購入してみたり、ピロウズへの愛を披露してみたり、音速ライン先に聴いてじんわりきてみたり、ここずっと髭髭連呼しているからって、甘くはいかねえぜ、スパルタだぜ。なんて、到って評価厳しくいってやろうという心意気で望んだのに。ちゃんと考えてたんだよ、「この人たちはライブで観たら、全然変わるからね！」って言おうとかさ、「前回のアルバムはベスト的選曲で、素晴らしすぎたからしょうがないよね！」とかさ（笑）
やばいまずい　か、かっこいいじゃないか。おもわず笑ってしまうくらい、かっこいい。
1曲目はラジオで聴いた時あまり好きじゃなかったのに、あれ、結構良いじゃない？と好感触。2曲目のブラッディー・マリーは音源で初めて聞いて、おっなんだこの感想のタムかっこいい、とか、ベースのフレーズいいねいいね、と新発見、となり。完全に新曲として聴いた3曲目突入して、そこからがもう即座にノックアウト。どうしよう、な、なんだか最高に裏切られた感があるよ。どきどきする。なんか悔しくなった。くっそーって声がつい漏れた。髭ライブで味わうような笑っちゃうような、ずるい、気持ち悪い、くせに、カッコイイ。前作のあの格好良さとは、全く違うんだよ。前作が初めてで「Thank you,Beatles」を名刺として差し出されたのに、いざ面と向かい合ってみたら、あれ？お前こんな奴だったの？って吃驚するだろう。思うだろう。今までの髭の印象、裏切る気満々。固定概念打ち破れ。音で遊んでるよ。
髭ってライブがあんなんだから、いつも後から音源聴いてなんだか肩透かし食らわされているっていうのに、さあ、これをどうしてくれようか。ライブでどうみせてくれるんだ。こんな音とかいじりまくっちゃって、サンプラーとか使いまくっちゃって、本領のライブでこれ以上のものをみせてくれるのかしら。…きっとそれさえも裏切って、色々やらかしてくれるんだろうな。楽しみで仕方ないよ。
まだ２周目、これからもっとツッコみたい所いっぱい出てくるな、きっと。あー、どうしようかこれ、気持ち悪いことに聴きながら笑いが止まらないよ！ワンマンまであと一週間切ってるなんて。まあ！聴き込むわよ。追記もします。だって、ベースの音に悶絶したりしているとかさ！いつも以上に。