ZAZEN BOYS@日比谷野外音楽堂

セカラシカ。セクハラシタイ。オツカレサマデース。感覚的にNG。天才と変態は紙一重であると確信。町田のヤンキーソロからはじまり、カシオメンソロで終わったマツリセッション・イン・ヒビ〜ヤ。向井さんが嬉しそうにありがとう、と言って手を振っていたように見えたよ。会場にいたほどんどのお客さんが、半透明〜が聴きたいと思っていたに違いないけれど、それを抜きにしても素晴らしかった!ステージ全体が眺められ音響も悪くないし、かつ近く、かつヤンキー側というベストボジションで観ていたので、余計にテンション上がって楽しみまくってきましたよ!夏最後の締めに相応しい、満足したライブでした。このバンド、本当に毎回、ライブにはずれがないなあ。観るたび進化する曲たち演奏たち、そして向井の異様なパフォーマンス(笑)とそれについてゆく周りのメンバー。どんだけスタジオはいっているのでしょうね。ハードリカーの4人のぴったり合うところの演奏とか、向井ショルキーでロボットダンスとか、いつもだるいな〜って思っていた曲達のアウトロとか、あのタイミングのクレイジーデイズとか、最高です。やばいなーだから通っちゃうんだよなーザゼンボーイズさんよ。
バンド演奏やテンションにムラが一切ないから、わたしも某バンドや某バンドのようにぐだぐだ語れないという。あはは。一年前、はじめてザゼンのライブを同じ場所で観て、その時からバンドに圧倒されて、凄い、か、かっこいいしかいえなかったけれど、今も同じ様にそれしか言えません!安心して見られるし爆笑をくれるし相当カッコイイし、いつも期待以上だぜよ。
そして、今年も、ひなっちが虫にびびっていて巧みに逃げつつ暴れていました。去年よりステージに近い席だったので、飛んでいる虫に対してリアルにびびっているジェスチャーが見えて笑いました。ヤンキーのくせに虫嫌いなんて…!そして吉兼さんは完全に、向井にイジラれキャラになったのか!ピンクメガネとお面被ってギターソロ…最高に笑った。可愛いひとだね。
あ、それから余談を。
一昨日観た、"須藤センターにおける髭"の完成形をそこにみた気がした、というか…ザゼンの方が、ずーっとずっと先の方にいて、色々なレベルも違いすぎるのだけど、あの髭ちゃんのそれとよく似ていました。両方ともみている人なら、分かってくれるような気がする。変態のエンターティナー。音楽の根がしっかりあるからこそ出来るパフォーマンス。キモチワルイのにカッコイイ。アツシさんのドラムは、フィリポコテイスイツインドラム、二人分の威力に相当するんじゃないかなとか、吉兼さんと斉藤さんは、どちらも"感覚でギター弾いている"ってタイプが同じだし、日向さんも宮川さんも、自分の演奏に自信があるからこそ出来る動きだし、向井さんも須藤さんもそのバンドの色を表しているボーカルだし…それであの並びだと、発しているものもとても似ているように感じました。って、対等のように書いているけど、ザゼンメンバーは、なんかはるかに超越しちゃってんだけどね。髭ちゃんもいつか、ここまでイっちゃってくれればセンター須藤でも言う事ないねー、なんて思いましたよ!
それから、野音を出た横断歩道で、24HTVの丸山弁護士が走っているところに偶然遭遇。黄色のTシャツに囲まれ、中継車が走っていきました。わーすごいほんとに走ってるんですねひどい偏見)これ自慢になるかしら?