ドーピングパンダ

PINK PaNK

PINK PaNK

彼らとは、去年のサマソニでじっくり初見、年末のCDJでちらり見、今年のエゾで眺め、先日のファクトリーで楽しみ、と、イベント限定ですが計4回はライブを観ているような関係です。あら一方的。でも、ずっと「要素的には絶対に自分の好きな音楽のはずなのに、何か違う」という、首を捻るような違和感が拭えないままでした。音源もHigh Fidelityだけ聴いているのですが、やはりがっつりとははまらず(しかしHi-Fiって曲の存在は本気ですげえ、なんて今更唸ったりするのだ)だったのですが、それでも気になってしまう。これはきっと恋。なんて呟いていたら、ドーパンといえばりんさん(id:blankly)に、おすすめのインデーズ時代のアルバムの上記とWe in Musicの音源を頂いてしまったよ。嬉しいな、ありがとうございます!で、で、これが凄く良くて、びっくりするくらい飽きずに聴き続けています。一曲一曲が3分未満だから、さくさく流してフルスピードで回転中。陽気に踊れるバンドサウンド主体で、そこにたまに味付けとして入ってくる電子音はいいねいいね、とても楽しくなれる。riddim saunterのおかげで、今一番体が勝手に動く音楽で…そうそうリディムを思い出すのはもちろん当時一緒のレーベルだったから、そんな色なのかな。そんな中ずっと流しているけど、ぐだぐだ言うよりとても良くて困った。古川氏のボーカルも、個人的ですみません、この時期の曲の方が合っている気がするなんて思うほど聞き易い気がする。これからもっと、インディーズ時代のドーパン音源を集めなくては。さあ、これでわたしもメイニアの仲間入りだね!覚えたての単語を必死に使おうとしているよ!
ロックバンドが、キラキラポップの上に四つ打ち、それに伴う裏打ちハイハット!な曲全般に、なぜだか無意識に拒否反応を起こしているよ。モーサムのおかげで、実感したよ!(笑)だからHIGH〜は苦手だったのかもしれないな。なんかねえ、あざとい感じがしてしまう。そら踊るわ!という。ずるい!そして、今溢れすぎていておなかいっぱいな気持ちで。若手ギターロックバンドで、決まってイベントの最後の曲で、そんなドラムから入って、ギター単音で、ボーカル手拍子始めるパターンをよく観るのにも、つい苦笑。ヨツウチは大好きなんだけどな。そんなひとりごと失礼いたしました。