NANO-MUGEN FES.2006 13:00〜 髭(HiGE)レポ

横浜アリーナ髭ちゃんですよ。ぎりぎりでやっぱり髭イン横アリで爆笑したいわあと思っちゃったら最後、ナノフェス参加してきました!髭ライブアクトは1発目の13時。ステージはどのくらいの広さなのかしらというと、CDJ幕張メッセの一番広いステージほどに感じました。意外と小さい?けれど、最初に2Fスタンド席から観ようと思い、いざスタンド席からステージの景色を観たら泣きそうになりました。スタンディングに引き返しました。近くまで行くとそうでもないのだけれど、そこで観ると距離も気持ちも遠い気がするなあ、なんて思いながら、満員の最前フロアを眺めながらその後ろで待機です。
さてはて、ライブライブ。幕が上がり、SEは、音でおや?聴いたことないけど髭ちゃんの音。新譜に入るインストか、イントロかもしれません。それに合わせてまっ暗闇の中、ド真ん中ベース宮っTeaが、前に出てきておなじみの両手バァーン!なポーズ。…の、シルエットだけが浮き上がる。それだけで爆笑を誘われるのは何故なのか。最近の定番になってきた、1曲目は「白い薔薇〜」のイントロ、ベース・ギター・ドラムの3人で演奏し始めると、ステージ袖からなにやらうごめく怪しい2つの影。サングラス・赤チェックシャツに黒Tシャツ須藤さん。あら、今日はめずらしく、奇抜な色なしの普通の好青年ふう。ひっついて出てきたのは、白いバスローブにモジャァと髭キャラクター・ハイジさん並に長いつけ髭の、向かって左側ドラムのコテイスイ。…ひ、髭がついに髭で来おったァー!!と叫びたいそれを押さえながら飛び跳ねました。ちなみに、そのバスローブは、スパルタ対バンでの大阪で、某チサ★ホテルから持ってきちゃったという一品。その背中には、手書きマジックで「大好き」。男は背中で語るんだぜ。よく知らないが。「ダーティーな世界」の時前フリで、ピンクの薔薇を2本付けたマイクスタンドに向かって、モシャァっと髭をつけた須藤さん、もごもごしながら「ダーティーな世界に連れて行ってあげるよ!」 嫌です!
新曲「ダーリン」の照明、赤黒青白、こればっかりは口で説明し辛いけど、やたらかっこいい事になっていましたよ。うっかり惚れ惚れする。デカイステージこその際立つ照明と5人の特殊ポジションだなあ、と思います。演奏やその他については、取り立ててすごく良かった!っていうのはありませんでしたが、でもこんなに楽しいのはなんでだろう、髭マジック。
そしてとにかく今日は、初っ端からあんなインパクトだったコテイスイパフォーマンス効果。チューニング間での沈黙中、突如よく分からない単語を(話によると「アヴリル・ラ・ヴィ〜ン」らしいですね、爆笑)何度も繰り返し、巨大スクリーンでドアップに抜かれる正体不明の髭もじゃもじゃ男。アジさんファンには奇怪に映ったに違いありません。ファンもメンバーも理解不能ですのでご安心ください。そしてギルティーでは、ドラム完全放棄、ステージ前方に出てきて拡声器で叫び散らしながら「ラブラブラブラブラブラブ○○!」(は、新橋じゃなかったけど、聞き取れなかったよ残念)客席を煽ったと思ったら、両手を左右交互に横お手フリをはじめる。客席もみんな両手横フリ。…こんなノリのギルティー初めて!さすが横アリだけにこういうフリもお似合いだぜ!最後には、バスローブを脱いだと思ったら客席に投げ「ヒャッホーイ!」と聴こえてきそうなくらいのスキップで、ドラム台に戻る。音シメの担当掛け声「イヨォー!」メンバー4人、タイミングをそれに見合わせているのに「イ、イイイヨォ…ォ!」とフェイントかけ放題。ずっこける弦楽器隊。やりほうだいね。
CDJの、サンタクロースで暴れまわりといい、はじめてのお客さんが多いところでコテイスイさんは容赦ないよ。気をつけて。そんなわけで、新規ファンは、ドン引きして全然取り込めてないと思います(笑)自分は前からふたつめのエリアに居たのですが周りが静かでとてもドキドキしました。最前エリアの盛り上がりように嫉妬!嫉妬というか今すぐにでも柵飛び込んで踊りたかった!夏フェス髭では思いっきり前フロアで盛り上がるわよと、誓った横浜アリーナの昼。
ハケるとき、宮っTeaが大きな会場で、変わらず「ありがとー!」とマイクなしで叫ぶのに何だか嬉しかったですよ。斉藤さんは投げキッスして、ギターを担いでポーズ取りながら退場して愉快でしたよ。フィリポも、久しぶりに立ち上がって豪快に叩いていているのが見えて格好良かったですよ。可愛いみつあみだけども。
髭終了後、客の流れにのって聞こえてきた感想「メンバーに誰もマジ髭いねーじゃん!!」…ありがとう!お決まりの台詞を言ってくれてありがとう!(斉藤さんばりに投げキッス!)

白い薔薇が白い薔薇であるように/ブラッディ・マリー、気をつけろ!/髭は赤、ベートーヴェンは黒
王様はロバのいうとおり/ダーリン/ダーティーな世界/ギルティーは罪な奴