5/1 アナログフィッシュ@新宿LOFT

平日ライブは開演に間に合わない上に、思考能力音判別能力低下ハッピー3割減、別に下岡曲派だからと言って行かないわけじゃないのだよ、本日はアナログフィッシュ・ジョントポールのポールこと、健太郎曲オンリーデー、ですね。今頃新宿歌舞伎町は限りなくゼロに近いLOWだとかなんだかそんな空気に包まれていることでしょう。ああ昨日、ジョンデーこと下岡曲オンリーデーに参加して、改めて今日もほんっと行きたくなりましたよ悔しい!何故昨日は参加できたかというと、荒吐休みをもらっていてそのまま向かえたからですライブデーゴールデンウィークありがとうまた明日からこんにちは。そんなわけで帰宅してひとり今日の妄想と昨日の感想を繰り広げようと思います。昨日、やまさんの言っていた「ぼっこちゃんの唄う夕暮れ」が本当になるような気がしてならないんだけどどうだろう。昨日のラジオとどちらが笑えるだろう。うん、下岡ボーカルのラジオは、ヨカッタしオモシロかったが、ハモリの方が大きすぎてちょっと笑えてしまった…そんな想像つくような事態にならなくてもー!(笑)
さて、昨日のジョン・デー。開演直前に入ったらば観たことないくらい満杯のロフト。ステージ、ジョンデーなのにあいにくほぼジョンさんことギターの人が見えないけども、まあしょうがない。前日下岡さんがしこしことパソコンで作ったという、せみや牛やニワトリの鳴きさけぶ、田舎ののどかなSE(なのか?)から、一曲目に突入したのは、のどかないなかのしずかなもぐら。そして、ハーメルン。という流れ。なんじゃそりゃ。初っ端から鳥肌もの。そこからも、テキサスやらバタフライやら、期待を裏切らないねこれは素敵な時間だ…もや〜りと進む進む踊れないリズムに乗って。「ありがと うま!」(真顔でまとめたしもーかさん)(爆笑)なアンコールは、ハロー→BGMでフロアは一気にヒートアップ。この2曲はほんとぱあっと明るくなって楽しいね!どぅゆーすてぃーるびーじーえむ?ノーサンキュー!て3回叫んだ!叫んでやった!そして、ナイトライダーがついに三部作になっていたよ!(3曲やってやったー!と満面の笑みでばんざいした下岡さんがたまらなくかわいらしかった)ヘッドライトテールランプ。うーん、最後に演奏した「僕のすむタウンはこんな感じ」Town、は、ほんとどうしようもなく名曲。今度リリースされる、リビングインザシティはソヌィーの陰謀かと思うくらいさわやかであった。そしてみんなおなじこと言ってますが、出かけたと夕暮れが聴きたかったね。
下岡曲だけのライブを観て思ったこと。
下岡さんて、決してうたが上手いわけじゃないじゃないですか。ボーカリスト、としての歌唱力と表現力で言ったらずばぬけて健太郎さんであるし、好きだし、昨日なんか「飛び道具」のラジオはハモリの方がよく聴こえたり、いつもの曲でもなんだかこちらが心配になるくらいピッチのずれがひどくてはらはらしたり。でも、そんなの関係ないほどの最大の魅力って、曲と歌詞・その世界観、に、尽きる。あまりに独特すぎる、ちいさな自分から外の街、見果てぬ世界までをうたうこの人は。曲の冒頭で、隣人が目を真っ赤に腫らし、新品のナイフ右手に構え僕の帰りを待っていた。なんて、他の誰が思いつくか。魚の目をした青年は、夜中にひっそり爪を研ぐ。なんて歌詞他の誰が唄えるか。大げさだけど、あの詞を淡々と歌えるのはこの声でなければ世界が作られないんだなあ、なんて思った。なんだこれ、ひどい下岡派だね、すいません…でもとても好きなんだ。曲の展開もね演奏もね、サビに行くにつれて広がってく世界がたまらない。それを聴くとこのバンドもめちゃくちゃライブバンドだなあってしみじみ。CDと全然違う音圧凄すぎる!何回もびりびりと震えるロフトの壁と画面がそれを証明していたよ。いやあ、しかし昨日は健太郎さんのベースがなんだか物凄かったぞ。今日メインで唄えない分、ベースで主張してるのかもしれないわ。リンゴことつっこみの鋭すぎるドラマー州一郎さんも、一曲メインをとっていてほわーん。
おっと、こんなにだらだらと感想が書けるようになるくらいにはとり憑かれておりますよ、アナログワールドに。次はどちらの曲も楽しめる通常アナログも、はやく堪能したいな。