髭(HiGE)@十三ファンダンゴ

行ってきましたよ。
ソールドアウト。みんな髭ちゃんが大好きで、それを分かっているから、余裕と楽しさに満ち溢れたステージ。ああなんて髭ライブって、ハッピーな空間なんだろうね。終わった後の満足感は、シェルターワンマンよりだいぶあった。ツアー内なのに、毎回セットリストもころっと変えたり足したり、そんでバンドの音も観るたびめきめき進化してるとか、ずるい。だから最近は、飽きる事なく観られるんだ。柵がないからどうしよう?と思っていたけど、関東のように極端すぎる押しもなく、余裕もって踊れたのもあるかもしれないな。盛り上がるところはガンガン腕上がってたし、ステージが低いから客席からの距離がほとんどない!俺たちのお立ち台(@れいさん)に須藤さん宮川さんがガンガン上って、目の前で煽ったり右往左往されたりしちゃあ…見えないよ(笑)

ええと…飛び飛びで感想だけでも。ソールドアウト記念で、特別に「無題」って!!ぎゃあ!一昨年の12月、新宿紅布で聞いたのが、最初で最後かと思ってた。たしかその時は、シャッターがすこしづつ上に開きながらきもちわる〜く演奏が始まるという、最強に素敵シチュエーションだったわけですが(笑)その時はコテイスイがマイクに向かって叫び続けていたと思うんだけども、今回はちゃんと、斉藤さんの朗読でした。譜面台に分厚い歌詞の紙束を載せ、淡々と言葉を発して、素敵だった。
わたしは、ありがたい事に2列目あたりに陣取らせて頂いていたのですが、そんな位置では当たり前といえば当たり前なんですが、中盤頃まで音が自分の中に、なんだか上手いこと響いてこなくてですね。体は踊っているけどココロはおいてけぼり気分。あれ、これじゃ千葉LOOKの時の二の舞。こんなんじゃここにいちゃいけないよなあ…ってずーっと不安になって観ていたんですいけないことに。けれども「1mg」後奏から、アタマを殴られたような衝撃。これだ!っていう髭ちゃんの音、きたよきたよ。そこから不思議なことに、音がガツンガツン入ってきて、まんまと踊らされました。それまでが一体なんだったんだっていうくらいで。面白いね、この瞬間をいつも味わうために髭ライブ観てるんだって思う。
新曲「Good Feeling」今日はたしかに、髭の曲に聴こえましたよ。なんでだろう…初披露の時よりもアレンジ変えたのかもしれないな。めちゃくちゃ格好良かったです。そんでさ、ベースラインがさ…すげえ好みで…(いつも、いつも言ってるのは承知の上ですが…)ゆ、指さばきに殺されるかと思った。「首謀者に告ぐ」サビ前に入るツインドラム+弦楽器総攻撃のあの轟音がたまらない!ライブで聴くのが一番すきな曲かもしれない。最近、フィリポが良く見える位置にいるせいかフィリポブーム。「右脳の片隅にて」で無邪気な笑顔で口ずさみながら豪快に叩くさまにやられる。あんなかわいいナリ(おさげ)しといて、やることワイルド。「アメニウタエバ」を後半に演奏するセットリストがとても好き。なんて愉快。「申し遅れました、髭ちゃんですよ」って須藤さんのブレイク。ダーティ〜ギルティで押す押すつんのめりながら踊る!アンコール、白い薔薇〜でコテイスイ大暴れ!ダブルアンコールはAcoustic。ここまで一気に書いたのでなにもまとまっていませんがただ一ついえるのは滅茶苦茶に楽しかったって事です!

僕の世界は〜とかいつものように須藤さんがストウワールドなMCしている間、後ろの宮川さんが、目も口も半開きで笑いながら、次こいつはいったい何言い出すんだって顔で聞いていたその姿に笑いが止まらなかったり、フロアから「宮っtea!」との声に間髪入れず「はいっ!」と真面目に返事するさまや、客席に向かって「わー!」って叫んだ後「ニャー!!」って言いつつ猫ひろしポーズしたのにも爆笑でした。あー宮っteaには笑わされっぱなしだ。

セットリスト「"C'mon, do it"」を外してきたね。個人的には、「魅惑の深海パーティ」と入れ替えてほしかったりするのだけれどもー。久しぶりに「なんとなくベストフレンド」も聴きたいな。そしていつになったら「連中は遠慮しな」を聴けるのかしら。ファイナルかな。どきどきして待っていますよ。
そういえば開場中、延々と後ろのTV3台に映されていた、唯我独音のザゼンボーイズ特集映像に目を奪われっぱなしでした。驚いて、ひなっちという言葉をやたら連呼して申し訳ありませんでした。うっかり。くねくね吉兼PVも見られて良かった。これは本当に、髭とザゼン対バンの暗喩だったらどうしようという勝手な妄想がさらに膨らみました。本当の祭りだ。