エレキ大浴場5

ライブ自体は楽しすぎて、案の定あんまり細かい記憶がありません。コテイスイが「コスタリカ」と連呼していたり、「ここはスパワールドですか?」とか言っていたり、白い薔薇〜の自分のパートがないところで須藤さんの隣に出てきて、意味もなくにらみ合いをしたり、アメニウタエバのブレイクで須藤さんの「もーど!あっ…どーも!」を久しぶりに聞けた、くらい(笑)
以下ライブレポでなく、ぐだぐだと語っております。
須藤さんがセンターに立っていた、って事実。
どんだけの衝撃かって、山中さわおが「俺ドラムボーカルに転向します」て急に言い出すくらいの。あ、伝わりませんか。申し訳ない。ご一緒したゆさんに「昨日の大阪ですとうさんセンターだったよ」って言われて驚いて、ライブ内容も不完全燃焼だったらしく、きっと昨日だけだよね〜なんて笑っていたら。ん…お花のついたマイクスタンドが真ん中にセットされているではありませんか。あら。
初ワンマン@ロフトのアンコール「君のあふれる音」で、今日だけ真ん中、って言ってセンターに立った時の妙な違和感を、またも感じる。ううむ。始まるまでずっと唸ってました。始まったら始まったで楽しすぎたのですけれどもね。

セットリスト
ベートーヴェン/ダーティ/ギルティー/アメニウタエバ/僕の言うとおり/ブラッディマリー/なんとなくベストフレンド/白い薔薇/長尾氏(多分順番は最初と最後しか合ってなさそう)

5人編成で、ボーカルがセンターにいて違和感を感じるバンドなんて他にあるだろうか。髭の魅力の気持ち悪さ(誉め言葉)って、あのバンド形態に加え、全員がバッラバラに動いているのに音はガツンと合う、っていうアンバランスさで成り立ってると思うのだけれど。昨日は普通に格好良すぎました。だって、ギタリストもベーシストも死ぬほど動くじゃない。それで上手下手側二人して、頭同時に振りながら豪快に叩くツインドラムの方を向いて、音と跳ぶじゃない。で、センターでボーカルが客席に向けて煽って唄ってるじゃない。周り4人が魔力と攻撃力を上げて、ボーカル須藤が放っているようなそんなイメージ。最後の、長尾氏なんか、あまりに綺麗にバンドとして成立していて惚れ惚れしてしまった…いやいやいやそんなの、普通のバンドとして普通に格好良すぎますから!髭だよ?キモイがデフォルトよ?いかんいかん。格好良すぎ、っていっても、前回のケミカルのような殺伐とした格好良さなら大いに結構なんだけどもー。うーむ。
これからもし、髭ちゃんがこの形態でやっていくならば――常に何かしら不安を抱えて観てしまう事になるかもしれないです。…なんだろ、このバンドの何が好きだって、要素のひとつにそのたたずまいにあったから。それから、わたしは宮川ベースがすきなので、上手側にいることに正直寂しさも感じていたりします。センターに居るからさらにあれが栄えていた…ような…まあその辺は置いておきつつ。すいませんほんと長いなあこれ…。
いや、でもケミカルから、大きく型にはまっていた髭がまたリセットされて、模索中なのかなあ、と思います。何だか分かったような言いぶりでごめんなさい、髭ちゃんたちの考えはさっぱり読めないので、全く持って妄想の域なんですけどね(笑)いちいちセットリストに驚かされて、毎回新鮮に格好良いと思えるのは、嬉しいことだね。ベートーヴェンで始まり、長尾氏で終るっていうのもなかなかどうかしていると思わないかい。とりあえず昨日は、ライブとしては、序盤から踊り倒して記憶がないくらい楽しかった…!いきなりそこでギルティーまでいくか!ってアガるなあ。
もーこれはクラブスヌーザーで観ておいた方がいいですよ。奴らはまたくるっと変わって出てくるに違いない。わたしも次の日が重要な用事ですけれども、オールナイトだからって誰にも行かんといわれても、行きますよもう…。関東は新宿ロフトで9/23。いかがかい。

あ、他ふたバンドは初めて見て、犬式もゆらゆらと聴いて良かったけれど、最後のズボンズがめちゃくちゃ気に入ってしまいました。やばい、なんだあの爆音加減。観る前に音源を借りていって、うわー演奏うめーベースうめーと気に入って聴いていたら、生もそれ以上に良くて本気でうますぎて音重くてどうしようかと。カッコイイ。しかしこのバンドセッティングに40分もかけてどうしようかと。な、長いよ…終演22:30…。わたしは、バスの時間の関係で途中で抜けてしまったけれど、今度はしっかり見たいなあ。
以上、おそまつさまでした。京都さいこう!また行きます!