この国で生きていくにはライセンスが必要となる

ascent0272005-04-21

ライブビート収録観覧にいってきましたNHK505スタジオ。かくかくしかじかで昔よくここへ来ていたので懐かしい。中は本当に"スタジオ"って感じで、天井はコンサート会場のようにだんだん高くなっていく作り。壁の音の反響等は最高に良いかんじ。
セッティング済みで一番手は髭ちゃん。ディレクターさんらしき人が登場して拍手の練習。「髭は…だっらだらとリハやって…15曲くらいやりますよ」お、多っ!だらだらって!笑。内容はと言うと、おとなしめな最初4曲は収録で、あとは「いつも通りやります…でもおとなしめですけど」(by須藤)なライブでした。場所が普通のライブハウスじゃないし、そもそも、本来バンドがライブをやる場所ではないので、お客さんもひかえめにノる。いやいやでも、これだけ聞ければ(しかもただで)大満足!

異常にステージが低くて近くて、そして広かった。ベース宮川さんなんか、センター広すぎて持て余している風でした(笑)でも見る側としては、3列目と近いのに、5人の演奏が一気に目に入るという貴重な体験が出来ましたよ。常に全体を見られて非常に面白かった!
そのおかげでで今回凄く思った事がありました。ライブではいつも、ボーカル須藤さんのナルシストっぽい仕草やMCばかり目に付いてしまうけれど、全員が全員変態なんだよこのバンド!演奏や見かけとか、誰が特別に秀でているとかそういうのじゃない。個性的なキャラクターの集まり。演奏中は5人が5人、自分の世界で演奏してる。ゆらゆらと目を瞑りながら気持ちよさそうに弾いていると思ったら、フレーズを口でうたいながら機敏に首を動かし始めたりするギター。ドラムは髪を振り乱しながら2人して顔で叩いているし、ベースは自分の音で踊ってる。後ろを向いて、まるで武器のように楽器を操り太い音を出す姿は、完全に魅せ方を分かってやっているとしか思えない。もちろんボーカルも、髪を耳に掛けてナルシスティックに唄いはじめ、ジェスチャーしながら声色を変える。…自己陶酔バンド?そうかもしれない(笑)でもすべてのが一緒になると、音にこんなにも圧倒されるのはなんで!
今の自分の勢いだと、髭ちゃんの為にスペシャ列伝(w/アナログフィッシュセカイイチ)のライブに大阪まで飛べるかもしれない…。5/16、この日丁度休みなんですよ。もうちょっと冷静になったほうがいいかな(笑)変態とかいいつつ、物凄い格好良いからライブ中毒になるんだよねえ。今一番ライブを見ておきたいバンドです。

とりあえずセットリストを以下に。レポっぽい事はまたまたノチホド!
新曲(またはCD未収録音源)3曲/僕についておいで/ココロとカラダ、日曜日/首謀者に告ぐ
アメニウタエバ/髭は赤,ベートーヴェンは黒/ダーティーな世界/右脳の片隅にて/長尾氏
ギルティーは罪な奴/Acostic/君のあふれる音

順番は曖昧ですが、演奏した曲はこれで合っているはずです。本当ぷちワンマンだったなあ。おとなしめの曲ばかりだけど普段イベントじゃ聴けない、あげあげ以外の曲もわんさかでうふふ。あ、曲を何やったか確実に言える様になってきたということは、わたしも完璧髭ファンだね!やったねー(棒読み)